自動化システム一式を月いくらで動かしているかの内訳

自動化システム一式を月いくらで動かしているかの内訳

自動化システム一式(Webサイト4つ・SNS6アカウント・YouTube2チャンネル)を、1台のVPSで動かしています。その月額の内訳と、実際に測ったリソースの余り具合、そして本当のボトルネックが何だったかをまとめます。

まず結論:固定費はVPSの月€8.00だけ

私の環境で、毎月きっちり出ていく固定費はVPS1台ぶんだけです。スペックは4コア / 8GB RAM / 72GB ストレージで、月€8.00。ここに全部載せています。

項目 月額 補足
VPS(4コア/8GB/72GB) €8.00 これ1台で全サービスを稼働
ドメイン 追加0 1つだけ取得し、サブドメインで4サイト
SSL証明書 0円 Let’s Encrypt
生成AI API 変動 記事生成とコメント生成に使用
実測

月 €8.00
Webサイト4つ・SNS6アカウント・YouTube2チャンネルぶんのサーバー費用

ドメインを1つに絞ったのが効いています

サイトを4つ持っていますが、取得したドメインは1つだけで、残りはサブドメインで運用しています。サイトを増やすたびにドメインを買っていたら、その回数ぶん費用が増えていました。ここは最初に決めておいてよかった点です。SSLもLet’s Encryptなので、サブドメインが増えても証明書のコストは0円のままです。

うまくいったこと

「1ドメイン+サブドメイン」構成にしたことで、サイトを4つに増やしてもドメイン費用の追加が発生しませんでした。SSLも0円のままです。

この1台に載っているもの

  • Webサイト 4つ(すべてサブドメイン)
  • SNSの自動運用 6アカウント
  • YouTube 2チャンネル

数だけ見ると1台に詰め込みすぎに見えますが、実際に測るとまったくそんなことはありませんでした。

リソースは全然使い切れていません

メモリ使用量(8GB中)
メモリ使用量(8GB中)

実測値はこうです。

ディスク : 72GB 中 22% 使用
メモリ   : 8GB 中 1.4GB 使用

ディスクは22%、メモリは1.4GBしか使っていません。つまり、サイトやアカウントを今の何倍かに増やしても、このVPSのスペックが先に音を上げることは当面なさそうです。私は最初「4コア/8GBで足りるのか」を気にしていましたが、その心配は的外れでした。

ポイント

自動化システムは、常時大量の計算を回しているわけではありません。投稿やコメントの生成・送信は断続的な処理なので、待機している時間のほうが圧倒的に長く、その間はリソースをほとんど食いません。

本当の律速は「サーバーのスペック」ではなかった

ここが今回いちばん伝えたいところです。運用してみて分かったのは、スケールを止めていたのはサーバーの性能ではなく、各サービス側のレート制限だったということです。

いくらCPUとメモリが余っていても、投稿できる回数やAPIを叩ける頻度は相手側が決めています。「サーバーを増強すれば処理量が増える」と考えてスペックにお金を払うのは、この用途では無駄になります。

注意

増強すべきかどうかは、まず自分の環境のディスクとメモリを実測してから判断してください。私の場合は22%と1.4GBで、増強する理由がどこにもありませんでした。

分かっていないこと

正直に書きます。

  • 生成AI APIの費用は、記事生成とコメント生成に使っている以上ゼロではありませんが、使用量で変わるため、この記事で確かな金額としては出せません。固定費€8.00とは別枠だと考えてください。
  • ドメイン取得の費用は1つぶん発生しています。ただしこれは月額の固定費として計上していません。
  • レート制限にどこまで近づいているかの精密な数字は、私はまだ把握しきれていません。

なので「月€8.00で全部動く」と単純化するのは正確ではありません。サーバー費用は月€8.00、それ以外にAPIの従量課金がある、というのが実態です。

まとめ

  • Webサイト4つ・SNS6アカウント・YouTube2チャンネルを、月€8.00のVPS1台で動かしています。
  • ドメインは1つだけ取得しサブドメインで4サイト運用、SSLはLet’s Encryptで、どちらも追加費用0です。
  • 実測でディスク22%、メモリ1.4GB/8GB。スペックはまったく余っています。
  • スケールを止めるのはサーバー性能ではなく、各サービス側のレート制限でした。
  • 生成AI APIは従量課金なので、固定費€8.00とは別に見る必要があります。
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